主に九州長崎産の良質な油の少ない片口いわし、ウルメいわしを削っています。
一年の内、限られた旬の時期に原料を仕入れ、低温冷凍での保存により旨みを損なわずに削ることが出来ます。
西尾商店のいわし削り節は濃厚な味と、苦味のないすっきりした旨みが特徴。
蒲原町特産の「いわしの削り節」は旨味が非常に強い削り節です。
※↑西尾商店HPより抜粋

愛知県ではなかなか馴染みのない「いわしの削り節」ですが、原材料がいわしであることから、「かつお節」よりも栄養価が高く、お値打ちに買えて、旨味強いのが特徴です。さかな屋の嫁はなかなかお子さんにさかなを食べさせられないママの悩みをたくさん聞いてきました。そんな悩めるママへの選択肢の一つとして、この「いわし削り節」の活用をご提案しています。小さなおにぎりに混ぜて食べさせるだけで、立派な「さかなごはん」です！簡単で、しかも青魚の良質な栄養素も取れる！忙しいママのお助け食材です。

静岡にあるだし屋「西尾商店」さんの工場にお邪魔して、直接作り手の想いを聞いてお取り扱いさせていただく事になりました。取り扱いスタートして数年、この「蒲原いわし削り」は国内最高峰の天皇杯を受賞され、現在では全国、世界にも羽ばたいている逸品です。
忙しいママの常備品として「いわしの削り節」がご家庭の定番になってくれると嬉しいです。
その他の家庭料理でも活用できます。おにぎり、焼きそば、お浸しや漬物に添えて。大人も子どもも家族みんな揃って「青魚」の素晴らしい栄養素が日常的に摂取できます。

※写真（さかな屋の嫁が天皇杯祝賀パーティにご招待頂き出席した際の集合写真）

一般的な製法の機械化によって量産されるかつお節と違い、だし屋西尾商店では、職人が手間と時間をかけて製造する「手火山式製法」にて作られたかつお節と近海物の良質なかつお節を使用しています。

かつお節の独特の香りと味を造り出す重要な「燻し（いぶし）」の工程において、江戸時代以来、一番の方法であると認められた焙乾法が「手火山式」です。
「手火山式」は約1ヵ月もの期間、職人が火の具合を確認しながらじっくりと燻される「幻のかつお節」です。職人が体を張って手間暇かけて作るため、今ではほんの数社しか作っていません。
その良質なかつお節をうす〜く削りました。ひとくち食べれば、口の中でふんわりと溶けるような舌触り。そして芳醇な香りと濃厚な旨味をお楽しみいただけます。
「手火山式」とは、カツオを焙乾(ばいかん)する方法を指し、強い火力でじっくりと燻し乾かすことで美味しさを中に閉じ込める技術のことをいいます。非常に手間のかかる方法のため、日本全国でも手火山式を行っている業者は数少ないのです。
すべての工程を職人の手作業で行うので大量生産が出来ず、生かつおから鰹節となるまでに半年ほどの時間を必要とします。直火式ならではの香りの強く、また良質なかつお節ができるのが、手火山式焙乾法の特徴です。
※↑西尾商店HPより抜粋

さかな屋の嫁が西尾商店さんの工場を見学させて頂いた際、この手火山製法の事を熱く語りながら作業場を見せていただいのがとても印象的でした。とても手間のかかる手法ですが、美味しさへの追求と伝統を守り抜く熱い「西尾商店」さんの想いがとても心に響きました。花かつおとして、とても薄く、ふんわり削られています。そのまま食べるのはもちろん、お出汁として使えばとても繊細なのにかつおの旨味がしっかり感じられるお出汁になります！